オオサカ製品 その2

marvel80.jpg
現場で監督さんにいただいた、電設工具メーカー“マーベル”の便利な一品。電器のスイッチボックスを取付ける時に使うものですが、とても薄くて透明な上に目盛りと水平器がついているので現場でも事務所でもいろんなことに使えて重宝しています。

模型製作の必需品オルファのカッターもそうですけれど、大阪では物作りのための道具も多くつくられているんですね。

勉強会

houkokukai.jpg
各町で落索も終わったようなので、知人宅にて、見に行けなかった町の様子を聞いたり報告したりのビデオ鑑賞会。それにしてもJ-COM(ケーブルテレビ)ってすごいですね…。各町の祭が編集されてビデオのようになってるのを自由に巻き戻したり早送りしながら観れるんですね…周知のこととは思いますが初体験のわたくしは結構感激してしまいました。

色々と教えてもらう中で、祭の組織や、町における祭の意味がちょっとわかってきたような気がします。

それがまた、自分で祭を見ている時には見えないシーンやポイントがJ-COMで映っていたりするものだから、映像に映っているそのこと自体の技術的なことから祭の決まり事、はたまたそのバックグラウンドまで映像付で具体的に深〜く深〜く解説してもらえて有意義な勉強会<宴会>でした。

それにしても、祭りの時程あれだけ多くの人が一様に笑ってる様子ってなかなか見ることができないなと思いました。ホントに皆がいい顔してる。すると、「食べる・寝る・笑う。これが生活の基本やで。」と一人が。・・・それ、私が疎かにしてきたことです。祭からそして集落から、まだまだ教わることは多そうです。

メーカーさんの社屋

「○○の町」と呼ばれながら、それが生々しく <いきいきとと言うべきか> 映し出されている町というのはそう多くないように思います。町おこしで市や県の助成を受けて一部分は整備されて観光名所となっている地域は全国に見られますが…。

大阪は商売の町と言われますが、私が大阪を商人・商売の町だと感じたのは、仕事の仕方にグローバルスタンダードとオオサカスタンダードが並行してあることや、町の歴史を少し勉強してみるとかつて経済の中心地であったことがわかりますし、そういった非物理的なことと同時に、市の中心部にメンテナンスが行き届いて今も現役で使われている商店規模の大正昭和のすばらしい近代建築が多く残されていることでした。東京も勿論すばらしい建築が多いですし数で比べたら大阪とケタ違いなのですが、公共建築物や財閥系の大企業の建築物に今も使われている近代建築物が多いように思います。

大阪市内は家族経営の小さな商店から中小規模の企業が多くひしめき合っています。かつてはその利益を町に還元していく経営者が多かったと聞いています。そして町が都市の機能をもって発展していったんですね。

最近はいわゆる都会的なビルやマンションも多く建設されています。そんな中で、現代建築で実際見たことのある建物で初めてドキッとするものに出会いました。初めてってことないでしょ、と思われるかもしれませんが・・・初めてなんです。京町堀に数か月前に竣工した田島ルーフィング大阪支店の新社屋「田島大阪ビル」です。たまたま事務所に伺う用事があって訪ねたのですが、ここにオオサカ企業建築の粋が継承されているのを見たように思います。京町堀という、静かながらにジワッと働く人の熱気を感じる町にとてもしっくり佇んでいました。ファサードの幾層にも重なるスラブの美しさもさることながら、さすがメーカーさんの社屋、自社技術が存分に発揮されていました。それがこれ見よがしでないところがまた美しい。

実はもう一社、自社製品・技術の結晶がみられるメーカーさんの社屋が大阪市内にあるのですが…そちらも素晴らしい。メーカーさんのそんな社屋を見ると「これだけいいものができるんだから、うちの製品のつまらない使い方はやめて!」というメッセージが聞こえてくるような…。
ネガティブに捉えてるわけじゃないんですよ。
設計・デザイン側の反省と学習の意味を込めて…。

追伸:写真がなくてごめんなさい。